今年のこと

成し遂げる為にどれくらいの努力と犠牲を払わなければならないかは知っているつもり。
今年は酷い事が多すぎた。それを差し引き残った情熱と呼べるものを全て参加しえるレースの為に注いだが前述の対価には満たず、なにも成し得なく終わった。
速度と時間、生き方を思うとおりにできず、ずっと上を見上げて地べたを這いずる虫と同じ。屈辱的な一年だったと言える。

ずっと悪くて、悪いことが無いことは幸運だと知った。見返りを求めすぎてると言われた。
お手軽な自由は欲しくない、思想が低いと思ったらもう嫌いということ。
戦いに心を締め上げていく事を続ける不自由さと怖さにちょっと疲れた。少し休んで来シーズンはやり残してる事を取りに行く。

ある旅先の地より、年の終わりに際しての総括に替えて。


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